勉強会報告(フェブリク)
Posted by 保険調剤 公会堂前薬局 | 2013-09-21 09:05
皆様こんにちは。
猛暑も過ぎ去り、朝晩はだいぶ過ごしやすい季節になりましたね。
先日、浦クリニックにて痛風の治療薬についての勉強会がありました。
今日は痛風について簡単に述べたいと思います
痛風はある日突然、足の指の付け根や関節が腫れて痛みが出たりします。
では痛風はどのようにしておこるのでしょうか。
プリン体が含まれる食物を摂取するとプリン体は体内で分解されて尿酸が生成されます。
この尿酸は腎臓により膀胱に送られ尿中から体外に排泄されます。
しかし、プリン体を多く含む食物を長期に渡って過剰に摂取すると血中の尿酸濃度が上がり、
関節部に結晶が沈着してしまいます。
これを白血球が異物と認識して攻撃することにより痛みや炎症が発生します。
女性の場合はエストロゲンという女性ホルモンが尿酸排泄促機能を持つ為、
女性より男性に多く発症します。
プリン体はラーメンやうどん等の汁に多く含まれたり、夏に美味しいビールにも多く含まれています。
痛風にならない為にも、プリン体を多く含む食物の長期摂取を控えることやウォーキング等の
軽い運動をして水分を積極的に摂取し、尿をどんどん出して体内尿酸濃度を
高めないことが重要であると言えます。