ヒューマン・コミュニティ桜木

以前のブログはこちら

他法人との合同研修会

Posted by ヒューマン・コミュニティ桜木 | 2024-12-05 11:27

ブログのアップが遅れてしまいました。

11月14日木曜日、「みらい社会福祉事務所」のご厚意により、

崎陽合同法律事務所の伊藤 岳弁護士をお招きし、

「介護事業所におけるカスタマー・ハラスメント対策」と題しご講義頂きました。

伊藤先生は普段から行政の権利擁護についての講義や、長崎市各地域包括支援センターの相談受付、

引いては私たちのような法人に所属する介護支援専門員の無料相談を受け付けてくださる強い味方です。

介護支援専門員の業務は、介護保険を受給される方の支援がメインの仕事ですが、

関係する法令や社会資源など学ぶことが多岐にわたります。

その中でも、金銭や資産、家族関係などセンシティブな内容に触れる機会が多く、

言葉や態度の行き違いなどで諍いに巻き込まれる場面が残念ながらゼロではありません。

対応に疲弊し離職してしまう介護支援専門員がいる事実も否めません。

昨今、社会的にも「カスタマー・ハラスメント」については色々な判例も出ており、

実例に沿ってお話を聞くことができ、大変貴重な時間となりました。

 

 

 

 

 

 

最後になりましたが、崎陽合同法律事務所と顧問契約をされているみらい社会福祉事務所様、

貴重な研修を一緒に受けさせていただき、本当にありがとうございました!!

文責M

長崎市介護支援専門員連絡協議会南部ブロック研修に参加しました。

Posted by ヒューマン・コミュニティ桜木 | 2024-09-16 13:08

9月13日金曜日、長崎市役所2階多目的スペースにて開催された、

長崎市介護支援専門員連絡協議会南部ブロック研修会に参加しました。

疾病予防や介護予防において栄養管理が重要である事。

在宅高齢者における栄養管理は、

フレイルや低栄養状態に陥らせない為に、

非常に重要な課題であることを事例を通して学びました。

また、長崎県栄養士会より講師をお招きし、

ながさき栄養ケアステーションの取組や活動内容をご紹介頂きました。

「口から栄養を摂る」ことは健康な時には当たり前のことですが、

疾病や年齢を重ねることで起きる、

飲み込みに関する障害(嚥下障害)などにより、

「食」や「栄養」に関する興味が阻害されないよう、

専門職と関りながら支援ができる介護支援専門員でありたいと感じました。

文責 M

他法人との合同事例検討会を開催しました。

Posted by ヒューマン・コミュニティ桜木 | 2024-07-19 12:00

先日、他法人の居宅介護支援事業所6事業所でとの合同事例検討会を開催しました。

南多基幹型地域包括支援センター・主任相談支援包括化推進員

立石大輔様を講師としてお招きし、

長崎市に2か所設置されている多基幹型地域包括支援センターの役割と、

「ヤングケアラー」「生活困窮」「障害」などの、

介護保険だけでは解決できない世帯全体で多重課題を抱える事例をご紹介いただき、

視点や質問力を磨く研修を実施しました。

総勢31名のケアマネジャーより、事例に対して様々な質問を行い、

立石様に丁寧に回答して頂くという一問一答を中心とした研修を行いました。

これからは8050問題はもちろん、

若年性認知症の親の元で育つ引きこもりがちの未成年の養護者がいる家庭など、

世帯全体で支援が必要な家庭も増えていく可能性があることが、

社会問題としても注目されています。

私たちケアマネジャーが関わる世帯も問題が多重化していくことが予測され、

適切な相談機関や多職種の専門家と、

問題が深刻化する前に早期のうちから繋がり、

世帯全体を包括的に支援できるような事業所を目指していきたいと思います。

文責 M

 

長崎市介護支援専門員連絡協議会・全体研修に参加しました。

Posted by ヒューマン・コミュニティ桜木 | 2024-06-29 13:58

令和6年6月27日木曜日に長崎市役所多目的ホールにて開催された、

長崎市介護支援専門員連絡協議会・全体研修に参加しました。

長崎市内で実務している介護支援専門員・180名を超える参加があったそうです。

講師に長崎市福祉部 山口部長をはじめ、

福祉部介護保険課給付係・中村係長や、

福祉部高齢者すこやか支援課・武分主幹を迎え、

今年度の介護保険報酬改定の伴う変更点などの確認や、

ケアプラン点検事業における指摘内容などの説明、

個別避難計画作成における実績報告などがありました。

全国的にも、保険者と協議会が共同している地域は多くなく、

長崎市においては意見交換ができる機会があり、恵まれているのかなと感じました。

今後も、介護支援専門員として実務していくうえで、

法令遵守できるよう、厚労省通達だけではなく、

保険者からの指導内容や最新情報を積極的に収集していきます。

 

文責 M

 

 

上小島地区地域ケア推進会議に出席しました。

Posted by ヒューマン・コミュニティ桜木 | 2024-06-27 11:32

令和6年6月26日水曜日、

長崎市小島・茂木地域包括支援センター主催で、

上小島地区地域ケア推進会議が開催されました。

「高齢者の社会的孤立を考えるin上小島」と題して、

長崎市役所関係機関や地域の自治会長や民生委員はもちろん、

近隣の医院・歯科医院や介護サービス事業所の方も含め50名を超える方が参集し、

社会問題でもある高齢者の孤立についての課題や予防策を話し合いました。

(株)ヒューマン・ネットワークからは、

私どもケアプラン・ステーション桜木のほかに、まごころステーション桜木、

デイサービス・ステーションやよい、リハステーションやよい、

リハステーションあたごの各管理者が出席させて頂きました。

小島圏域は長崎市の中でも高齢化率が進んでいるエリアで、

斜面地区でもあり閉じこもりがちになる高齢者が多い傾向とのこと。

痛ましいことに、ここ数年コロナの影響もあり、

この圏域では高齢者の孤立死や火災などが、全国ニュースでも取り上げられています。

自助・共助の力を高め、孤立化を防ぐために、

「向こう三軒両隣」の関係性を築くことが今後の課題でもあり、

近所の方の異変などに早期に気づき、相談ができるように働きかけていく必要があると感じました。

私たち介護サービス事業所は、高齢者の方々に接する機会も多いのですが、

あくまで介護サービスを利用されている方が主となります。

本当に心配なのは、介護サービスや民生委員の友愛訪問などを断られる世帯で、

自治会にも加入していない方などは、

異変があっても気づかれないリスクが高まってしまします。

まずは近隣の関係機関が顔見知りとなれる、第1歩の会議だったと感じました。

 

文責M