Posted by ヒューマン・コミュニティ桜木 | 2025-06-26 11:30
雨が降り出すと、ザーザーぶり☔
かとおもうと蒸し暑くカンカン照り、
みなさま、体調などは崩されていませんか?
今月は研修が多くあった月でしたので、ご報告させて頂きます。
先週6月16日月曜日に、長崎市介護支援専門員連絡協議会全体研修会が開催されました。
講師に、合同会社介護の未来 阿部充宏氏を迎え、
「ちゃんと運営基準に基づいたケアマネジメントプロセス」と題し、
ケアマネジャーへの叱咤激励の厳しいコメント満載の、でも愛のある研修でした。
私は協議会南部ブロック研修委員をさせて頂いているのですが、
夜に開催された、新旧役員懇親会では、
長崎市福祉部から介護保険課や、高齢者すこやか支援課、中央総合事務所の方も参加され、楽しい時間を過ごしました。
(もちろんほろ酔いです。ほろ酔いだったはずです。)
6月18日水曜日には、小島・茂木地域包括センター主催で、居宅連絡会が開催されました。
長崎市まちんなかラウンジの宮地登代子主幹をはじめ他職員の方々と、
グループに分かれ「もしバナゲーム」を実体験しました。
㈱ヒューマン・ネットワークの居宅介護支援事業所では、
7年ほど前に(もっと前かも???)合同現任研修として全ケアマネジャーが体験しているのですが、
その後は実施していなかったため、初めて体験する職員もいました。
終活や、エンディングノートなどと同様、「もしも」のときの「話」をゲームを通して行う、
人生会議のきっかけづくりとなる一つの手法です。
1セットには36枚のカードが入っており、
そのうち35枚には重病の時や死の間際に「大事なこと」として人がよく口にする言葉が書いてあります。
今回は、「余命半年と言われたら」という設定で、
自分が何を大事にしたいのかをカードゲームを通して体験しました。
手札は5枚しか持てず、最後にはさらにその中から3枚しか残せません。
お互いが捨てたカードを拾うこともでき、人によって大事にしたいことはそれぞれ違うのだなあと改めて感じました。
あとは、年齢や、男性か女性かでも選ぶカードは違うように感じました。
因みに、これは一例です。
興味のある方は「もしバナゲーム」とインターネットで検索してみてください。
ネット上でできるソリティア風のひとりバージョンもあるそうです。
「縁起でもない話」ではあるのかもしれませんが、
一度しかない人生です。
「悔いなき選択」(どこかで聞いたことがありますねえ、、、好きなんですww)のために、
今できることを少しずつ行うことも大事だと学びました。
文責 ケアプラン・ステーション桜木 M
Posted by ヒューマン・コミュニティ桜木 | 2025-06-12 17:25
本日、年2回計画している他法人の方たちとの事例検討会に参加しました。
現在、参加法人は参入順に、
⓵医療法人博和会【5名】
⓶株式会社ハートクリエイト【2名】
⓷株式会社ENTOWA【事業所内の一部のケアマネジャー8名】
⓸株式会社ヒューマン・ネットワーク【6名】
⓹合同法人MIRA1【7名】
⓺社会福祉法人朋栄会【5名】
計33名の大所帯となりました。
今回、業務都合などでお休みがあったので参加人数は総勢29名でした。
年に2回とはいえ、かれこれ8年目。
法人の垣根を越えて顔見知りばかりになり、グループワークも大盛り上がりでした。
グループワークの内容も、、
「担当件数何件??」などなど全く関係ない話もあったとかなかったとか、、、???
次回は11月の開催予定ですが、懇親会もできたらいいなと勝手にもくろんでいます。
文責:M
Posted by ヒューマン・コミュニティ桜木 | 2025-05-26 11:15
ブログ更新するたびに研修内容ばかりなので、今日は私のただのひとりごとですww
先日、要支援2の時から担当させて頂いていた方が、特別養護老人ホームへ入所となり、契約終了となりました。
令和元年からのお付き合いだったので、丸6年間。
その間、転倒されたり、入院されたり、、、
市外で独居だったA様を娘様ご夫妻宅へ引き取り、
同居したうえで就業しながら介護をされていました。
昨年、脳出血で緊急入院となり、リハビリも頑張られたのですが、
車いすが必要でお一人で過ごす時間を作れない状態となられました。
入院先での区分変更申請で要介護4の認定となり、
娘様は悩んだ末に、特養申し込みを決心され、
退院後の特養入所待ちの待機期間を、ショートステイで過ごしていただきました。
もともとの認知症に加え、入院の原因となった脳出血の影響で、高次脳機能障害も残ってしまったのですが、
半年以上の入院期間、一度も面会していない私のことを憶えてくださっており、
退院調整のため面会に行った際に、
「あら、久しぶりやったねえ、なんしよったと」と笑って迎えてくださり、とてもうれしかったことを記憶しています。
特養入所前にショートステイ先に面会に行った際も、いろいろなお話を聞かせてくださいました。
ご実家のこと、亡くなったご主人のこと、子育てのことなどなど、
同席していただいた娘様と口げんかを交えながらお話ししてくださいました。
特別養護老人ホームに入所すると、施設のケアマネジャーに引き継ぐため、在宅のケアマネジャーはお会いする機会がなくなってしまいます。
定期的に会えなくなることを思うと切ない気持ちになるのですが、
在宅介護で頑張られたA様と娘様へは、せっかちで忘れんぼうな私にお付き合いいただき感謝の気持ちでいっぱいです。
きっと、新しい環境にも慣れて笑顔で過ごしてくださることと思います。
入所された特養へ、ショートステイの相談をする機会があれば面会に行こうと思います!! ※さぼりではありません。 文責:M

Posted by ヒューマン・コミュニティ桜木 | 2025-04-29 13:41
先週、4月25日金曜日に、長崎市市役所2階多目的スペースにて行われた、令和7年度重層的支援体制整備事業研修会に参加してきました。
写真をとったものの、ピンボケ写真だったので添付は控えさせていただきます。
長崎市内には2か所、北と南にそれぞれ多機関型地域包括支援センターが設置されていますが、その役割の理解を促すための研修会でした。
なんだか小難しい議題のようですが、
ここで指す重層的とは、簡単に説明すると、老若男女様々な世代で医療、介護、生活困窮、障害などの様々な課題のこと。
この課題をどこに相談したらいいのか迷いますよね。
相談しなければいけない状況にあること自体を、当事者が理解していない場合もありますし、
世帯の中に様々な課題が絡み合っていることもあります。
例えば、シングルファザー・50歳で脳出血を患ったお父さんの介護を高校生の長女が行い、次女は不登校で閉じこもりになっている、など。
可能性としては、介護保険申請、ヤングケアラー、障害者認定、生活困窮の課題があるかもしれません。
そういった際に、まず相談する先として設置されているのが多機関型地域包括支援センターです。
この窓口への相談を行うことで、
課題を整理し、その課題に応じた相談先へつないでくれるセンターになります。
今回の研修は、どちらかというと「繋がる」ことを目的とされていて、2回のグループワークで8人の方と名刺交換、ご挨拶をしました。
私は介護支援専門なので普段は介護サービス事業所を中心に、地域包括支援センター、医療機関や長崎市役所の方と接することは多いのですが、
同じグループには、長崎市収納課、長崎市こども政策課、長崎県難病相談・支援センター、相談支援専門員など多岐に渡る方々とご一緒させて頂きました。
他のグループにも社会福祉協議会や子育て支援センター、長崎市消費者センターなど様々な分野の方々が出席されていました。
近年、8050問題(80歳の親を無職の50歳代の子供が介護する)が取り沙汰されることが多くなっていますが、
この50歳代の方が年老いた際には、医療・介護はもちろんですが、無年金、身寄りがないなどの課題がでてきます。
介護保険の枠の中だけではなく、多岐に渡る専門職の役割や相談窓口との連携、協力が必要になっていくのだなと痛感しました。
文責 M
Posted by ヒューマン・コミュニティ桜木 | 2024-12-05 12:07
11月26日火曜日に、長崎市役所市民交流センターにて、
長崎市介護支援専門員連絡協議会、管理者研修が開催され、参加してきました。

長崎市内の主任介護支援専門員150名余りが集い、
介護の未来 阿部充宏先生の講義は、
「未来予想図Ⅰ」と題し、2024年介護保険改正の振り返りと、
現在開催されている社会保障審議会の内容を受けた今後の見通しなど、
ユーモアたっぷりで歯に衣着せぬ阿部先生の講義は、とても興味深い内容でした。
阿部先生は、長崎市の「ケアプランの書き方」のアドバイザーも担ってくださっており、
保険者と同じ方向を向いた講義を受けることができ、大変貴重な時間でした。
文責 M