ケアマネのひとりごと
Posted by ヒューマン・コミュニティ桜木 | 2025-05-26 11:15
ブログ更新するたびに研修内容ばかりなので、今日は私のただのひとりごとですww
先日、要支援2の時から担当させて頂いていた方が、特別養護老人ホームへ入所となり、契約終了となりました。
令和元年からのお付き合いだったので、丸6年間。
その間、転倒されたり、入院されたり、、、
市外で独居だったA様を娘様ご夫妻宅へ引き取り、
同居したうえで就業しながら介護をされていました。
昨年、脳出血で緊急入院となり、リハビリも頑張られたのですが、
車いすが必要でお一人で過ごす時間を作れない状態となられました。
入院先での区分変更申請で要介護4の認定となり、
娘様は悩んだ末に、特養申し込みを決心され、
退院後の特養入所待ちの待機期間を、ショートステイで過ごしていただきました。
もともとの認知症に加え、入院の原因となった脳出血の影響で、高次脳機能障害も残ってしまったのですが、
半年以上の入院期間、一度も面会していない私のことを憶えてくださっており、
退院調整のため面会に行った際に、
「あら、久しぶりやったねえ、なんしよったと」と笑って迎えてくださり、とてもうれしかったことを記憶しています。
特養入所前にショートステイ先に面会に行った際も、いろいろなお話を聞かせてくださいました。
ご実家のこと、亡くなったご主人のこと、子育てのことなどなど、
同席していただいた娘様と口げんかを交えながらお話ししてくださいました。
特別養護老人ホームに入所すると、施設のケアマネジャーに引き継ぐため、在宅のケアマネジャーはお会いする機会がなくなってしまいます。
定期的に会えなくなることを思うと切ない気持ちになるのですが、
在宅介護で頑張られたA様と娘様へは、せっかちで忘れんぼうな私にお付き合いいただき感謝の気持ちでいっぱいです。
きっと、新しい環境にも慣れて笑顔で過ごしてくださることと思います。
入所された特養へ、ショートステイの相談をする機会があれば面会に行こうと思います!! ※さぼりではありません。 文責:M
