「手や指を使った遊び」と「研修報告」
Posted by ほほえみ保育園 | 2018-08-13 09:25
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こんにちは! ほほえみ保育園です^^
毎日毎日、うだるような暑さが続いていますが、みなさま、体調等など崩されていませんか?
日常生活において、手や指を使った遊びはたくさんあると思いますが、今回は、子ども達の『手と指を使った遊び』について、その一部をご紹介します。
まずは、
『お集まり!』(朝と帰りの儀式のようなものですね!)
♪いっちょうめのウルトラマン~、にちょめのセブン~
さんちょめの母に~、よんちょめの父~・・・♪
ちょっと不思議な歌詞ですが、子どもたちは耳を澄まし、喜んで聞き入っています。
まさに、あの『ウルトラマン』の動きを、自分達の手と指を駆使しながら真似して、『手遊び』をしています。
耳で聞きながら、その動きを「自分の手と指で表現する」ことは、なかなか難しいことなのですが、
『まねしたい!』
『一緒のようにやってみたい!』
といった子ども達の主体性が、その心を揺さぶります。
みんな、しっかり保育士の動きを見ていますね!
さて、お次は・・・
遊んでいるのは、0歳児と1歳児の子どもたちです。
保育士手作りの「遊びのコーナー」での一コマです。
四角いマス目から、手のひらサイズの玩具をポトンと落として遊びます。
単純な動作ですが、『つまむ』『にぎる』といった動作・・・ この動きが、小さい子たちには大人気なのです!
落とすものは、ペットボトルのキャップだったり、乳児については、手触りの良いスポンジだったりします。
親指と人差し指が呼応し、上手に使えるようになると、何度も何度も繰り返して遊ぶようになります。
みんな時間を忘れ、集中し、楽しみながら遊んでいます。
そして、『食育』の活動場面です。
おやつでいただくトウモロコシですが、2歳児が、小さい手で一生懸命皮を剥いでいます。
大人には簡単な作業ですが、子どもにとっては、なかなか一筋縄ではいかないようです・・・
一生懸命のあまり・・・ 無言です。
『“ひげ”はね~、粒と同じ数あるんだよ~!』と、話しかけますが、子ども達は、保育士の話に耳を傾けつつも・・・ やはり、無言です。
でも、見てください! この嬉しそうな笑顔!
そして・・
苦労の甲斐もあり、至福のひと時、
「おやつタイム」を迎えます!
こちらは、夕方の一コマ
異年齢保育中での、1歳児と3歳児のやり取りです。
プラスチックの保存容器を利用した、『(ぽっとん)カード落とし』です。
つまんで落とす単純な動きですが、カードを垂直に入れないと落ちません。
「うーん、うーん・・・」と困る1歳児に対して、3歳児がレクチャーし、見事、ぽっとん・・・IN!
上手に落とすことができて、とてもご満悦! しっかりとひとりで立ち、自分の力で体を支えながら遊んでいますね。
< 番外編 >
昔懐かしい、ポックリ。室内用のポックリで遊ぼうとしています。
『よいしょ、よいしょ!』
片足ずつ乗せて頑張っている2歳児の姿があります。
さて、できるかな? 保育士は、その傍らでそっと見守っています。
『できた~!!』^^
一人で乗れた達成感!
慣れてくると足を交互に交わし、テンポよく、イッチニ、イッチニ!
得意気な顔をして、とてもうれしそうですね!
これは、足だけの動きではなく、手を動かすタイミングとも関連しています。もちろん、体幹がしっかりしていなければ、前には進みません。
傍らで見ていた保育士も、『ホッ』『よかったね~!』
要領を得ると、スイスイ進み、楽しそうに遊んでいました。数分前はできなかったはずなのに・・・
子ども達の『可能性』と『チャレンジ精神』には、驚きを通り越し、敬服させられますね。
何事も、日々の些細な成功体験が積み重なることで、自信につながっていきます。
今回は、子どもたちの「手と指を使った遊び」を一部ご紹介しましたが、
私たちほほえみ保育園では、一人ひとりの生きるチカラを培い、成長のお手伝いをさせていただくなかで、指、手の動き、足の動き、そして体幹、しなやかな身体を意識しながら、様々な遊びや経験を通して、子ども達が、たくましく育つよう見守り、支えながら、その成長をしっかりと育んでいきたいと思っています。
スプーンを持つ、箸を使う、雑巾がけをする、手をつなぐ、パンツをはく、靴下を脱ぐ・・・
生活の中での『当たり前の動作』、『何気ない動作』を見逃さず、困っている時は助け、頑張っている時は、見守り励ましながら、子ども達の主体性を尊重しつつ、その育ちを見守りたいと思います。
★ 研修報告 ★
8月1日(水)、総合福祉センターにて『主任・主幹研修会」が開催されました。
研修では、主に「小学校との連携」、「協働性の土台」をテーマに進められましたが、今回の研修で感じたことが、二つありました。
ひとつ目は、やはり、「保育者の力量が大いに求められている」ということです。
子どもたちの発信に気付き、それを素早く察知し遊びに取り入れ、創造力や自主性、感性、そして友だちと協力して遊びに取り組む姿勢、行動力や協働性を育てられる見通しを持っているかということ。それが、21世紀の様々な課題に取り組む子どもたちの姿を示唆しているのではないかと思いました。「子どもの心を揺さぶる保育、教育」についても重要性を感じました。そんな保育者でありたいと思います。
もう一つは、「安心のタンク」の話ですが、子どもが新たな事に挑戦する中で、背中を押してあげたり、迷うとき、困ったときに、その「よりどころ」となる存在が絶対に必要だということです。その受け皿は、家庭であり、保育園であり、学校であり、地域であると思います。
大切なお子様をお預かりしているという気持ちを常に持ちながら保育に従事し、子ども達の「よりどころ」となり、その成長をお手伝いしていきます。
—— 主任保育士 荒木綾子 ——
★ 今週の給食 ★
●8月6日(月)
・炊き込みごはん ・冷やしうどん ・きゅうりとわかめの酢の物 ・キウイ
●8月7日(火)
・ごはん ・すまし汁 ・魚の西京焼き ・棒天と大根の煮物 ・オレンジ
●8月8日(水)
・ごはん ・中華風コーンスープ ・麻婆豆腐 ・キャベツの甘酢和え ・スイカ
●8月9日(木)
・ごはん ・すまし汁 ・豚肉の味噌炒め ・じゃが芋のチーズお焼き ・キウイ
●8月10日(金)
・ロールパン ・トマトスープ ・魚のフライタルタルソース ・ブロッコリーのサラダ ・バナナ
※当園の主食は、七分づき米を提供しています。
夏バテ知らず、元気に夏を乗り切りましょう!
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